3月18日
語学研修(ニュージーランド・ハミルトン)が無事終了し、
参加者たちは昨日全員無事、中部国際空港へと着きました。
それでは現地引率教員からの最後のレポートです。
~レポートFROMニュージーランド~
長いようであっという間だった1ヶ月に及ぶニュージーランド語学研修の最終週。
1ヶ月の間、生徒たちは大きな怪我、病気等なく元気に過ごしました。初めは慣れない生活に戸惑っていた生徒もいましたが、終盤になるにつれて、ニュージーランドでの生活にすっかり馴染んでいました。
最終週の主なイベントは次のようなものでした。
- オークランド一日観光
- ニュージーランドの文化に関して、英語でスピーチをする。
- サヨナラパーティーでホストファミリーへ出し物を提供する。
オークランド一日観光ではまず、世界で9番目の高さを誇るスカイタワーに登り、ニュージーランド一の大都市をパノラマで眺めました。その後ダウンタウンであるクイーンストリートを自由散策し、オークランド博物館へ向かいました。オークランド博物館ではこれまで授業等で学習してきた内容をもとに、ニュージーランドの文化に対する見識を深めている様子でした。
授業の最終盤で行われた、英語のスピーチでは、Kiwiana(ニュージーランドの文化を象徴するもの:キウイフルーツ、オールブラックス等)に関するテーマを各々が持ち、全員の前で発表しました。スピーチをより良いものにしようと、視覚的な情報を取り入れたりして、スピーチの技能を高めようとする姿勢が随所に見られました。今後は日本でもこのような発表活動がより評価されていくことが考えられるため、一つの大きな経験値として未来に活かしていって欲しいところです。
最後のサヨナラパーティーでは、歌、ダンス、マジック、日本文化の紹介等、ホストファミリーを楽しませる出し物を各々披露していました。何十人もいる外国人を相手に出し物を披露するという機会は当然初めての経験であり、相当緊張していたようですが、全員本当に立派に成し遂げていて、ファミリーたちも笑いあり驚きありで大満足の様子でした。
生徒たちはこの1ヶ月間、本当に色々なことを体験しました。人生初の出来事の連続で、やはり日本との文化の違いを口にする生徒が沢山いました。そんな違いを敬遠するのではなく、お互いが歩み寄り、認め合うことが、これからの社会で生きていく上でとても大切なことだと思います。そんな気づきが少しでも多くの生徒たちの心の中に残っていればと思います。