2月19日より大成中学校の3年生希望者がニュージーランドへ語学研修へ出発しました。
約4週間の研修。今日は現地の引率教員より届いたレポートの紹介です。
こちらに20日(火)に到着して、21日(水)が初登校日でした。日本を出発してまだ数日ですが、長時間の飛行機、数日間で初めての経験ばかりで、まだまだ息をつく暇もなく過ごしている状況です。生徒たちはとても緊張しており、話されている内容を必死に聞き取り、自分のことを何とか伝えようとしています。積極的に英語を使っている生徒もいますし、まだまだ…という生徒もいますが、全体的には遅れないように辞書を片手に頑張って授業を受けています。こちらの先生方もとても丁寧に、熱心に教えてくれています。また、学校の様子も日常生活も日本と大変異なるので刺激を受けているようです。
初日(21日(水))はマオリ式の歓迎セレモニーの後、モーニングブレイクでクッキーと飲み物のおもてなしを受けました。その場でも、積極的に現地の生徒たちとコミュニケーションをとり、腕相撲をする姿も見られました。その後すぐに英語の授業がありました。授業は16人ずつの3クラスに分かれて行われています。Survival skillsといって、ニュージーランドでの日常生活に困らないよう、あいさつの仕方や自己紹介、会話の続け方などを学びました。また、ニュージーランドのお金や物価、消費税などについて学び、午後からは近くにあるThe Baseというショッピングエリアにバスで移動をし、品物と値段を調べて戻ってくるオリエンテーリングのような活動をしました。
2日目の今日も、体調を崩す生徒もおらず、全員元気に登校しました。登校してすぐ授業が始まり、Kiwianaといってニュージーランド特有のものや、スラング(会話の中で使う独特な表現)の授業を受けました。午後からは、現地の生徒たちとスポーツを通して交流する時間があり、生徒たちは体を動かすことでリフレッシュでき、英語でのコミュニケーションも取りやすくなったように思います。また、最終週に行うスピーチについても話がありました。
3日目の今日は、1日校外アクティビティで、2グループに分かれて、ワイトモとオトロハンガというところへ行きました。ワイトモは鍾乳洞と土ボタルで有名なところで洞窟内の土ボタルの幻想的な光景や洞窟探検を楽しんでいました。また「ウナギ」が川にいて、日本のウナギよりずっと大きな姿に驚いていました。オトロハンガでは、昼食がてらそこに住んでいる人たちが日常で買い物をする雰囲気を感じることができました。Kiwi Houseでは、珍しい鳥のKiwiを始め、日本では見られない珍しい鳥たちを見ることができました。
今週末はホストファミリーと過ごす初めての週末なので、しっかりコミュニケーションを取ってほしいです。生徒のホストファミリーも様々で、とてもニュージーランドらしい、ヒツジや鶏などの動物を飼育されているお宅もあり、こちらがうらやましくなるような環境です。
日本を出発して数日間駆け抜けた状態でしたが、今週末は少しゆったりと過ごすことができるので、リフレッシュして来週からの授業に臨んでほしいと思います。