ステューディアコース
6年間の学びの特長。
基礎期
基礎期では授業内容をしっかりと理解することに重点を置いています。また、授業をより有意義な時間にするため、予習・復習などの課題も多く用意し、自発的な学習習慣を身につけます。
伸展期
伸展期には進路への関心、意欲を高める様々な機会が用意されています。早い段階から将来の目標を定め、目標を達成するために何をすべきかを自ら考え、努力をする環境を整えています。
充実期
集大成である充実期には、大学進学という「夢」を実現させるための理想的な環境があります。熱心な教員のもと、体系化されたカリキュラムと細やかなサポートで夢の実現を目指します。
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毎週の学習定着度を確認
確認テストと補充授業
前週の授業の重要事項を確認する「確認テスト」を月曜日に実施。合格基準に達しなかった場合は、火曜・木曜の授業後を利用して「補充授業」を行い、学習定着度を高めます。
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一人一人に意味のある授業
習熟度別クラス編成
中学3年から習熟度別のクラス編成を実施。生徒の理解に応じながら授業を進めていくことが可能です。中学3年から英・数など(主要5教科)では高校課程の学習内容に入ります。
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課題を克服する試験対策講座
弱点強化ゼミ
定期考査の1週間前からの放課後に行われる、希望者を対象にした独自の補習授業です。内容は主要教科の試験対策で、授業で直接指導を受ける教員から学習のポイントを聞いたり、質問したりして弱点を克服します。
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論理力・文章構成力を身につける
小論文対策
中学1年~3年生の隔週土曜日にある小論文の時間を使って、600~800字程度で文章をまとめる練習をし、基本的な文章構成力を身につける他、論理的に自分の意見をまとめる力を養います。
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可能性を伸ばす高度な補習
特別補習
学習進度の速い生徒たちの能力をさらに引き上げるための補習です。中学4年~6年生が対象で、早い時期からハイレベルな演習問題を経験することで難関大学合格を目指します。
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精神面も大きく成長します
学習合宿
夏休みを利用して学年混成で実施する「学習合宿」。学習面だけでなく、集団生活の規範を学ぶ機会にもなっており、合宿を経験することで精神面でも大きく成長します。
学習指導(主体的思考力を育む授業の導入)
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プレゼンテーション
考えをきちんと表現し、伝える力を育む。大成のプレゼンテーションは単に事実を述べるだけではなく、常に聞き手を意識した発表を心がけています。自分の考えをきちんと相手に伝える力は将来必ず必要となると考えているからです。また、パワーポイントを生徒自ら作成し、発表の時に使用しています。将来、国際社会へ進出する大成の生徒たちを多角的にサポートしています。
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グループ学習
グループでの討議を経て、知識を共有。たとえ答えのない問題でも集団で議論を重ねていくことで思考の活性化や深まり、さらには葛藤を生徒同士が互いに感じていくことでそれらが生徒の成長の糧へと繋がります。大成ではアクティブラーニングの精神にのっとり、教科授業だけでなく、学校行事全てに生徒がアクティブラーナーであるべきと考え、指導をしています。
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ディベート
自分の意思を持ち、友人の意見に耳を傾ける。ディベートではグループを作り、他者の意見にも耳を傾け、自ら考え調べ、練り上げていく国語力をも育成します。深い議論ができるよう、大成では生徒たちが国際的な課題についての講義を受け、調査、発表を行ってきました。探究型の行動、協働学習の実践を重ねていく中で、社会的な課題に関心を抱く生徒も増えてきました。
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サイエンス教育(実験・観察の強化)
実験や観察を取入れ、自身が考える事を重視。中学校カリキュラムの中で実験や観察を定期的に行い、体験に基づいた実践的な学びを行っています。生徒達は自ら考え、観察、実験に取り組み、きまりを見いだし実施して行く中で達成感を味わっています。主体性を持って動き、自分で問題を理解できたという気持ちが生徒の科学的探求心や創造性に繋がっています。
英語教育・国際交流
充実した英語教育プログラム
大成中学・高等学校では、英語の学習時間を週に7時間設け、「聞く」・「話す」・「読む」・「書く」の4技能を徹底的に伸ばします。また、ネィティブスピーカーによる英会話の授業も豊富で充実したプログラムを実施しています。大学受験はもちろん、実際のコミュニケーションでも役立つ「使える」英語力を身に付けます。
コロナに負けるな!大成グローバルプロジェクト
大成中学・高等学校では、2020年度中学3年生を対象に校内留学を行いました。6人のネイティブスピーカーによるオールイングリッシュの授業は「聞く」・「話す」・「読む」・「書く」の4技能を徹底的に、かつ楽しく伸ばす5日間になりました。
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英語力が飛躍する
英語での5技能投合型授業の実践。バイリンガルの授業を実施。生徒が主役となる授業では教員が一方的に英語を話す授業ではなく、生徒に英会話を促します。低学年ではリピート練習に留まらず、教員が話した和文を即座に英語で話す、書く、または聞いた英文を書き取り訳す練習をします。英語へ様々な形でアプローチをすることで内容の定着をより一層早めています。
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実践的な英語力
ネィティブスピーカーによる少人数制英会話授業。現在、中学1、2、4年生がハーフサイズクラスで英会話を受講しています。ネィティブ講師による英作文添削、英語でのディスカッションやペアワークを通じて、生徒たちには生きた英語を学ぶ機会であり、外国語や外国文化等に親しみ、英語学習へのモチベーションアップになるための大きな意義を有しています。
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さらなるレベルアップ
スピーチコンテストの開催。中学1年生から行っているスピーチコンテストでは中学3年生では自ら英作文とパワーポイントの作成、そしてグループワークを基本としてスピーチを実施。今後、社会で求められる「思考力」「判断力」「表現力」を磨く授業スタイルです。
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前向きな姿勢を学ぶ
外国人留学生の積極的な受入れ。平成16年度から始まった海外留学生の受け入れ回数は現在20ヵ国50回以上となりました。早期段階で自らの将来を真剣に考える留学生の前向きな姿勢や考え方に触れることで、生徒は自分が将来どうしていきたいのかを考え、内発的学習意欲を喚起するきっかけになります。
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パワーポイントを使い
英語でのプレゼンテーション各自の選択したテーマで英文レポート、パワーポイントを作成し、英語プレゼンテーションを行っています。2016年度から国内では外国人留学生を対象にプレゼンテーションを実施しました。
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実践的な英語力
スタディフェスタの実施。異文化への関心や理解、コミュニケーションの楽しさなどを学び英語の素地を育むための企画「STUDY FESTA(スタディフェスタ)」では生徒たちが主体となって英語を使います。英語で訪日外国人へのおもてなし、日本文化の紹介、英語で料理に挑戦するなど生徒は英語を話す必然性を感じるだけでなく、自身の成長を実感し、英語を学ぶ喜びを味わい学習意欲を高める機会にもなっています。
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客観的に英語力を測る
外部試験(GTEC for STUDENTS・英検)の実施。英語の4技能が重視されていくという環境変化に合わせ、大成では中学2年生以上全員に『GTEC for STUDENTS』の受験を実施。早期段階より客観的に英語力を測ることができるため、実力強化の羅針盤として、大学入試への活用に大いに役立ちます。また、大成では英検の準会場として希望する生徒に受験しやすい環境を提供しています。
海外研修
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海外研修制度
フィリピン セブ島やアメリカなど希望者による短期留学制度が用意されています。この制度は語学や異文化理解に高い意欲をもつ生徒の意欲を叶える制度になっています。海外で様々なプレゼンテーション、異文化交流、外国語での授業や実体験を通じた国際理解、知識の拡大、語学力の向上などを目指します。
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グローバルフューチャーコース
グローバルフューチャーコース~GFC~※旧名称「英語留学コース」では1年間のカナダ留学が経験できます。
留学前には、スプリング&サマーキャンプや多彩な英語学習スタイルで留学に備えます。留学後は留学中に培った英語力に磨きをかけ、大学入試に活用できる高いレベルを目指すため、自分の気持ちや意見を正確に表せるよう英作文指導も行います。生徒たちは効果的に英語力を伸ばしていくことで入試にとどまらず、留学で身につけた英語力を活かし海外の大学や国公立大学、難関私立大学への進学を目指します。 -
ニュージーランド/セブ島語学研修
4週間に及ぶニュージーランドでの語学研修は、授業で学んだ英語力の成果を発揮するステージです。ホームスティをしながら、午前中に英会話の授業を受け、午後は様々なアクティビティで現地の生徒と交流を通じて行います。
また同時期にセブ島語学研修を1週間行います。 1週間ネイティブによるマンツーマンの英語の授業を受講します。「話す」「聞く」を徹底することで築いてきた英語力をより実践的なものへと磨いていきます。 -
姉妹校提携と国際調印
2017年オーストラリアにある私立Haileybury College、2019年モンゴルにある新モンゴル小中高一貫学校と姉妹校提携を結んでいます。また2023年チェコのオロモウツ柔道連盟・国立パラツキー大学・チェイコフスケーホ中学・高等学校とも国際交流提携の調印式を実施。さらに2022年にはマレーシアのTAYLOR’S UNIVERSITYと協定を締結しています。国境を越えた進路はより幅広い人的ネットワークの形成につながります。
SDGs(世界基準の視野で自分たちの未来社会を探究する)
SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
探究委員会の発足
中学1年から5年までの5年間を通して体系的に学ぶ探究型学習の中で、
どのようにSDGsのテーマに取り組んでいくかを考えるために「探究委員会」を立ち上げました。研究会を通して、世界が取り組むべき課題の解決に向け、探究活動をより深めていきます。
インターアクトクラブ
社会奉仕活動に努めながらSDGs達成に向けて生徒が主体となり考え、実行していきます。
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健やかな精神を育てる
挨拶の徹底
あいさつは人と人との関わり合いの基本。学校内では必ずあいさつをすることはもちろん、言葉遣いなどもしっかりと指導します。朝礼では「法句経(ほっくきょう)」を唱え、授業の始まりと終わりには両手を合わせて学習できることに感謝し、心を整え学習します。
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感謝の気持ちを行動に
ボランティア活動
「ボランティア週間」を学校行事とし、学校内はもちろん通学路のゴミ拾いやバス停・駅の掃除など、実際に感謝の気持ちを行動で表現します。これをきっかけに、生徒たちは日常生活でも自主的に「恩返し」の機会を見つけ行動するようになっています。
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思いやる気持ちを育む
道徳教育
集団の中でお互いを尊重し合い、一人一人が協力しそれぞれの役割や責任を果たすことができる人間関係作りを大成は目指しています。また道徳の授業では、人生の目標や仕事をする意義などを考え、社会に貢献するために今の自分たちに何ができるかを話し合います。
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自分以外の世界に気づく
福祉体験
困っている人に自ら進んで手を差し伸べる豊かな公徳心は大切です。狭い世界にとらわれることなく、他者に気を配り、助け合うことができる心を身につけるために福祉体験を行います。今まで気づけなかった世界に気づき、新しいものの見方を学ぶことができます。
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仲間との絆を深め、成長する
多彩な学校行事
語学研修や大学巡り、芸術鑑賞会をはじめとする学校行事が豊富にあります。中でもステューディアフェスタは音楽の部・演劇の部・体育の部の三部で構成され、生徒たちが協働して作り上げていきます。知識や技術、能力を活かせるリーダーシップを養成します。
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将来の大きな財産となる
クラブ部活動の推奨
クラブ活動を通じて学ぶ精神力、指導してくださる先生や先輩・後輩との人間関係は将来、社会に出て行く際の大きな財産になります。また、運動部では日々の練習で、基礎的な体力をつけ、文化部においては感性や技術を磨き、優れた感受性・専門性を身につけます。