ニュージーランド語学研修、最終週が終了しました。
生徒たちは毎日とにかく元気で、最後まで大きな病気や怪我も無く、約1カ月間全員が一度も欠席をせずに研修を終えることができました。
今週は月曜日に終日オークランドシティの観光を行い、
スカイタワーからの景色や街歩きを楽しんだあと、
ニュージーランド最大級のオークランド博物館を訪れました。
スカイタワーのガラス張りの床や展望デッキに生徒たちは大喜びし、
街歩きでは自分の英語力を駆使してショッピングを楽しんでいる様子でした。
博物館ではニュージーランドの成り立ちから戦争の歴史まで
多くの展示物や映像が紹介されていました。
ハミルトンがのんびりした街であるのに対し、
オークランド中心部はビルや商業施設が多く、大都市と地方都市とのギャップに驚かされます。
火曜日と水曜日は午後から現地の生徒とのスポーツ交流の日でした。
本格的なものではありませんが、
クリケット・ホッケー・ネットボールなどニュージーランドで
人気のスポーツを教えてもらいました。
最初は戸惑いながらも競技をしているうちにルールも分かってきて、
全員が参加できるルールも重なって
十分に楽しむことができました。
木曜日はこの語学研修の集大成である英語スピーチの日となりました。
今まで学んだニュージーランドのことについて、
それぞれ自分が割り当てられたテーマに沿って発表しました。
一生懸命に指導してくださった先生方も、
成長した生徒をとても褒めてくださり自信に繋がったことと思います。
また、納得いく形で終えることができた生徒もそうでなかった生徒も、
この経験から英語の能力をもっと高めていきたいと考えるようになったのではないかと思います。
金曜日は語学研修最終日です。
最後の授業のあと、夜には先生方やホストファミリーとのさよならパーティーが行われました。
自分たちで考えた出し物や踊りを披露し、
ホストファミリーも巻き込んで大いに盛り上がりました。
あるホストマザーからパーティーでのパフォーマンスをとても褒めていただき、
自信に繋がったのではないかと思います。
ニュージーランドに来て最初はホームシックだった生徒も今夜は名残り惜しい様子を見せ、
お世話になった先生方やホストファミリーに感謝の気持ちを伝えていました。
生徒たちはこの約1か月間、本当に多くの事を学び、経験しました。
初めは慣れない食事や生活に戸惑い、英語力の無さに悩み、
どうして良いか分からなかった生徒も最後には随分成長していたと思います。
また、先生方やホストファミリーなど多くの人の親切に感謝するとともに、
日本の家族のありがたみをあらためて感じたことと思います。
今後はこの経験を活かして、4月からの高校生活を充実させていくことを期待したいと思います。