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New Zealand語学研修レポート 2024/3/4 – 3/8
語学研修の3週間が終わりました。今週末はホストファミリーとの最後の週末になります。いよいよラスト一週間に入り、終わりが見えてきました。生徒には複雑な気持ちになってきています。いつもの日本の生活に戻りたい気持ちもありますが、ニュージーランドでしかできないことがまだまだあるし、ここでの友達やホストファミリーに会えなくなるということもありますし、寂しい気持ちにもなってきています。
2024/3/4 – Day 15
今日のテーマはニュージーランドの学校に関するものでした。ニュージーランドの学校では、数学、国語(もちろん英語で)、理科、社会、体育が必修科目であり、残りの科目は選択科目となり、生徒は2つを選択することができます。生徒たちは、自分がニュージーランドの学校に入学することを想像し、どの科目を選ぶか考えました。
午後の授業では、バスでFairfield Intermediate Schoolまで向かい、その学校の生徒と一緒にコールというニュージーランドの植物の絵を、家族の人数分描きました。コールは家族の一員を表し、それぞれの家族一員の関係している色で表現しました。生徒たちは楽しみながらマオリ文化に触れ、上手に絵を描きました。現地の生徒と「How many members in your family?」などの質問をし、楽しく交流しました。そして、ニュージーランドでの家族の規模に驚きました。12人兄弟など、多様な家族構成の生徒もいました。
2024/3/5 – Day 16
今日のテーマは季節と天気でした。特に難しかったのは、英語で雨の強さによって異なる動詞があることでした。例えば、パタパタと降っている場合は “spitting” という表現がありますが、非常に強い雨の場合は
“bucketing down” や “raining cats and dogs” などと表現します。
午後の授業では、現地校と一緒に活動しました。生徒たちは3つのグループに分かれ、それぞれの教室で異なるゲームやアクティビティを行いました。一部のグループでは石を使ったマオリのボードゲームを行い、別のグループでは英語のクイズゲームを行いました。また、広い教室で走るマルバツゲームや椅子取りゲームをするグループもありました。生徒たちは現地校の生徒と交流し、英語でルールの説明を真剣に聞き、質問も積極的に英語で行いました。とても楽しい時間を過ごせたと思います。
2024/3/6 – Day 17
今日は一日遠足でWaitomoに行きました。25人全員がいつもより30分早く学校に到着し、8時過ぎに出発しました。朝10時頃に色んな洞窟があるWaitomo Cavesに到着し、3つのグループに分けて、ガイドさんと一緒にツアーを行いました。一つ目に訪れた洞窟は電気がついており、天井にある鍾乳石の形成過程や、何百年も保管されている絶滅した鳥であるモアの骨などを見学し、洞窟の形成について学びました。二つ目の洞窟では、電気が全くついておらず、真っ暗な中で大量のGlow Worms(ツチボタル)が見られました。生徒たちはその星空のような美しい景色に感動しました。船に乗って洞窟の奥へと進み、たくさんのGlow Wormsを観察しました。Glow Wormsの生態や餌の捕食方法などについて学びました。その後、Otorohangaという街で昼食を取り、自由時間に買い物や街を散策しました。最後に、Kiwi Houseという場所に行き、夜間の環境を再現した部屋で活動するキウイ2匹を見学しました。
2024/3/7 – Day 18
授業のテーマは歴史と地理でした。特に、ニュージーランドの過去やマオリ族の歴史、ニュージーランドの祝日について話し合いました。生徒たちも日本の祝日について英語で発表しました。午後にはバスに乗り、ワイカト美術館に向かいました。美術館では、ガイドの案内でかぎ針編みされた家の現代美術作品を鑑賞し、昔の戦争で使用された船等を見学しました。また、自由に美術作品を鑑賞する時間も取りました。
2024/3/8 – Day 19
授業のテーマは「新聞」でした。生徒たちは2人ずつのグループに分かれて、それぞれが新聞の一部を制作しました。それぞれのグループが作成した一部を合わせると、1枚の新聞が完成しました。スポーツページを作ったチームや、広告ページやヘッドラインページを担当したチームなど、様々な役割分担がありました。生徒たちは一生懸命完成させ、立派な新聞を作り上げました。